こんにちは!
TAKASAGOナーブの小池逸太です!
だんだんと涼しくなってきましたね。
さて、今日はうわさの筋膜リリースについてです。
筋膜リリースは良くも悪くも話題になっています。
個人的には悪い意味で話題になっていると思っています (笑)。
あなたが思い浮かべる筋膜リリースはなんですか?
フォームローラーでグリグリすることだと思います。
それ以外ないのですが (笑)。
テレビや雑誌では、フォームローラーを使って、
筋膜をリリースしましょう。と言っていますが、
本当に筋膜リリースできるのか、あなたも疑問に
思ったことはありませんか?
実は、、、できないんです。
そもそもリリースってどういう意味か知っていますか?
解放。音楽番組でレコードやCD(DVD)を販売すること。映画用語で映画を公開すること。釣りに於いて、釣った魚を持ち帰らずにそのまま海・川・池などに返すこと。キャッチャー・アンド・リリース。
Wikipediaより
つまり(何かを)解放するという意味ですね。
何だか無理がある表現ですね。
話は置いといて、
筋膜リリースができないことをお話ししていきます。
では、筋膜リリースができない証拠はあるのか?
というところになってきますよね。
筋膜リリースができないことは、
海外では当たり前になってきていまして、
足底筋膜では、1%の圧迫と1%の剪断力さえも生み出すには、852㎏の垂直荷重と424㎏の接線力が必要であることがわかった。これらの力は、筋膜における圧迫および剪断を生じさせるのに必要とされた力と同様に、徒手療法の生理学的範囲をはるかに超えている。
Three-Dimensional Mathematical Model for Deformation of Human Fasciae in Manual Therapy. /
Hans Chaudhry, PhD, Robert Schleip, MA, Zhiming Ji, PhD, Bruce Bukiet, PhD, Miriam Maney, MS, Thomas Findley, MD, PhD
ということが研究ではっきりしているんです。
852㎏の垂直荷重!?
424㎏の接線力!?
これ人間の力では到底無理ですよね。
852㎏の垂直荷重って、まさかゾウじゃあるまいし (笑)。
手術とかであれば、筋膜を切ったりすることは
可能かもしれませんが、あくまで手術です。
人の手と手術は全くの別物です。
分けて考える必要があります。
また、筋膜リリースというのは、
グリグリとするアプローチがほとんどである
ということは説明しました。
グリグリするアプローチにより、
揉み返しを起こす可能性もあります。
新たな症状までも作る可能性もあります。
筋膜はリリースもできない、
それにグリグリすることで、
新たな症状まで作る可能性までもある。
百害あって一利なしです。
こういった面とリスクも含めて、
僕は筋膜リリースというアプローチは
提供はしませんし、
グリグリするようなセルフケアの指導も
行いません。
価値観は人それぞれですが、
世間でいいと言われている筋膜リリースも
こういった負の面があるということについて、
頭に入れてといてくださいね。
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